山歩きに行く前にしておきたい水の準備と水場確認
山歩きには水の準備はかかせない
山歩きをする時には水はとても重要なアイテムです。飲み水という面ではもちろんのこと、もしケガをしてしまった時には傷口を洗うという面でも水は重要な役割を果たしてくれます。
水がなければ、山歩きを続けることは難しくなってしまいます。ですから、山歩きをする時には水の準備というのはしっかりとしておく必要があります。ただ、どれだけ準備をしていても山歩きには不測の事態が起こることも。思ったよりも水分を多く飲むことになった、持ってきた水が漏れていた、水を多く使うことになったなど、思わぬ展開になり、水が途中でなくなってしまうということも起こり得ます。
水場の確認をしよう
山歩きをする山を決めた時には、登山計画立てると思いますが、その際には、水場の確認を必ず行うことが大切です。水場というのは、給水ができる場所のことです。登山の地図には水場の表記がしてあることが多いので、それを参考にして、自分が山歩きするコースに水場があるのかを確認しておきます。そして、その水場の水は飲み水として使用できるのかどうかもきちんと確認をしておくようにします。水場の表記がしてあっても、必ずしも飲めるとは限らない場合もあるようですし、さらに自然の中にある水ですから涸れてしまっている場合もあります。
山小屋がある場合は、山小屋で水が購入できるこもありますが、水は貴重ですので価格は高く、時には売り切れてしまっていることもありますので、自分で準備していくことが大切です。以前に登ったことがある山でも、自然が相手であることを忘れずに、いくつかの水場確認をしておきましょう。
あったら便利なもの
途中で水がなくなってしまった時には、水を汲めるようなグッズがあると便利です。例えばたためて持って行ける水筒なども販売されているので、それを活用すると良いでしょう。
水場の水をそのまま飲むのが少し心配な場合は、水を煮沸消毒してから飲めるように、山歩き用のワンバーナーとカップと鍋が兼用できるような調理グッズを持って行くと安心です。水の確保にはあらゆる可能性を考えた上で準備することが大切です。
※2024年8月YAMAGATA BASE HPからの移管分