登山とは?山登りとは?種類と分類について!
登山や山登りにもいろいろなジャンルがある!
登山は、ハイキングやトレッキングなどさまざまな言葉で表現されます。
一口に登山と言っても、楽しみ方がたくさんあるため、自分がどのような登山に挑戦したいかに合わせた計画を立てましょう!
山の一般コースを中心に登っていくことを「一般登山」と言います。
一般登山は、さらに夏などの「無雪期登山」と、冬のシーズンの「積雪期登山」に分類されます。
無雪期登山の場合、軽いハイキングやトレッキング、登頂そのものが目的です。
積雪期登山は、スノーバイクを使っての登頂の他、スキーやスノーボードを楽しむための「スキー登山」が目的の山登りです。
また、あえて困難なルートに挑戦する「バリエーションルート」を選んでの登頂もあります。
これはヤブや沢を登る目的のものや、ボルタリングといったフリークライミングをするための山登りです。
どのような登山をするかによって、用意するべき道具や必要な技術が違ってくるため、事前の準備が重要です。
自分が挑戦したいジャンルを見つけて、道具を揃えていきましょう。
山の高さごとの分類について
山は、標高によって名称が分けられています。
・台地、高地、高原:平坦かつ標高の高い地形。
・山岳(連山、山地、山脈):複合的な山。
・山:山岳の中でも標高が高く、頂点が目立つ部位のこと。
・海山:海中にある山。
・築山:人工的に作られた山。
・丘陵、丘、岡:比較的小規模な山。
基本的に、周囲の地形よりも盛り上がっている形状の場所や地形のことを「山」と表現します。
登山の目的は大きく分けて3種類!
1.レクリエーション
ゆっくりと傾斜を歩いて、景観や風景そのものを楽しむ目的の登山です。
登山をする人同士の交流や、スキーのために山を登っている人もいます。
散歩の延長のように気軽に登ることができるところから、踏破するまで3日から4日の期間を要するところもあり、さまざまな山から選択することができます。自分の体力に合わせてコースを選べるので高齢者におすすめの楽しみ方です。
2.競技目的
高校総体は、競技として登山を取り入れています。
体力や装備の他、テントの設営技術などを競うもので、高校ごとに順位が決められます。
国体の山岳競技はクライミングと、規定の重量の荷物を背負ってコースを走る「縦走競技」があります。
3.登山そのものを職業としている人
登山家や登山ガイドといった登山を職業としている人もいます。
有名な登頂家は、困難な山に登るためにスポンサーを持っている人が多いです。
また、山菜の採取を目的とした地元住民の入山もあります。
このように、登山にはさまざまな種類があります。
自分がどんな目的で山に登りたいのか、決めた上で準備を行いましょう。
※2024年8月YAMAGATA BASE HPからの移管分