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山歩きに持っていくのは水?スポーツドリンク?どちら?

山歩きで避けたい脱水症状

脱水症状というのは、普段生活している中でも気を付けなくてはいけませんが、山歩きをする時には特別注意する必要がある症状です。脱水症状が起きると、足がつるようになったり、体がだるくなったりしてきます。このような症状が出てくると、安全に山歩きができる状態とは言えなくなってしまいます。そういった状態をそのままにしてしまうと、思わぬ事態になってしまう危険もあります。

山歩きでは脱水症状が起きないようにすることが非常に重要になってきます。

水?スポーツドリンク?何を持っていく?

山歩きでは、その山を歩く時間や山の状況にもよりますが、最低でも2Lの水分は用意するようにと言われています。ただこの時、単純に水だけで良いのか、それとも、スポーツドリンクなどを用意した方が良いのか迷いますよね。脱水症状を防ぐためには、水分と塩分をバランス良く摂取する必要があります。水だけ飲んでいると、いつの間にか塩分が不足してきてしまう可能性があります。夏の熱中症対策の時にもよく言われますが、脱水症状には単純に水だけを摂取すれば良いわけではなく、塩分や糖分、電解質なども摂った方が良いと言われています。それらが不足すると、だるさや足がつるなど、体の症状が出てきてしまう原因にもなります。そういった症状を防ぐためには、塩分、糖分、電解質の含まれているスポーツドリンクは、山歩きには適していると言えます。しかしペットボトルのスポーツドリンクだけを2L持って行くというのは適切とは言えません。

持っていく量はどれくらい?

水はいざという時に飲むだけではなく、傷口を洗い流したりすることができるので、山歩きには必要不可欠です。なのでスポーツドリンクだけを持って行くのではなく、500mlのペットボトルのスポーツドリンクと2Lの水を持って行くようにするか、スポーツドリンクは顆粒になっている袋に入った自分で必要な量を溶かして飲むタイプのものがあるのでそれを活用するのもひとつです。それならペットボトルを持って行くよりも軽いので、なるべく荷物を少なくしたい人はそれを持って行くという方法もあります。

水分補給は山歩きでは非常に重要なので、持ち物の中に加えるようにしましょう。

※2024年8月YAMAGATA BASE HPからの移管分