ゆっくりと、しかし後戻りせず、信じる道を行く/川田マンドリン工房 川田 一夫さん
雷に打たれたよう」人生を決めた瞬間山県市で生まれ育った川田さん。野山で遊びながら自然に囲まれて育ち、木を削ったり彫ったりする工作が大好き。高校時代は自分でギターを作って弾くほど、ものづくりは生活の一部でした。その後、岐阜大学へ進学しマンドリンクラブに入部しますが、ここでハマったのは演奏よりむしろ「楽器作り」。折しも東京でギター製作家が弟子を募集していると聞き、いてもたってもいられなくなったそう。「雷に打たれたみたいだった。生きる道が見つかったと思いましたよ」。両親の大反対を押